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ベタ・アナバトイデス Betta anabatoides [Genus Betta]

anabatoides.jpg
画像引用http://smp.ibcbettas.org/species/anabatoides.html
Betta anabatoides

基本情報

学名:Betta anabatoides
流通名:ベタ・アナバトイデス
英名:Giant Betta
生息地:ボルネオ島南部
体長:10cm
生息地の水質:pH4.8、導電率5~30μS、水温27~30℃
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数
D.-Ⅰ,8-9 A.Ⅰ-Ⅱ,27-29
背鰭(棘条0-1、軟条8-9) 臀鰭(棘条1-2、軟条27-29)

備考

本種のみでアナバトイデスグループを形成する。
地味であるが飼い込むとヒレにうっすらとブルーが乗りなかなか味わい深い魚になる。
飼育、繁殖共に難しくなく中性~弱酸性の清浄な水を保てば特別なことをする必要はない。

ベタ・アルビマルギナータ Betta albimarginata [Genus Betta]

albimarginata.jpg
画像引用http://www.risberg.elit.net/
Betta albimarginata

基本情報

学名:Betta albimarginata
流通名:ベタ・アルビマルギナータ
英名:Whiteseam Fighter
生息地:ボルネオ島のインドネシア領、東カリマンタン
体長:5.5cm
生息地の水質:pH5.5~6、GH3、水温27℃
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数 D.Ⅲ-Ⅳ,6-8 A.Ⅹ,12-13
背鰭(棘条3-4、軟条6-8)
臀鰭(棘条10、軟条12-13)

備考

アルビマルギナータグループに属する小型のベタ。
同グループのcannoidesに似ているが本種にある鰭の黒いフチ取りがcannoidesには無いことで判別可能。
小型で美しく繁殖も容易なことから非常に人気の高いベタであるが、最近は輸入量が減少しているように思われる。
前記したように繁殖は非常に容易で弱酸性の清浄な水を用意し、脂肪過多に気をつけながら飼育を続けていれば特別なことはしなくても繁殖させることができるだろう。

ベタ・アカレンシス Betta akarensis [Genus Betta]

akarensis.jpg
画像引用http://www.risberg.elit.net/
Betta akarensis

基本情報

学名:Betta akarensis
流通名:ベタ・アカレンシス
英名:Akar Fightingfish
生息地:マレーシアサラワク州東南部
体長:10cm
生息地の水質:ミネラル分が極端に少なく酸性の流れの緩やかな小川
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数
D.Ⅰ,7-8 A.Ⅰ-Ⅱ,26-28 
背鰭(棘条1、軟条7-8) 臀鰭(棘条1-2、軟条26-28)

その他の計数形質
脊椎骨数31-32
側線鱗数31-33

備考

大型のマウスブルーディングベタ。
目立って綺麗なわけではないので観賞魚としての流通は少ないが稀に輸入されてくることがある。
飼育に関しては飛び出しと喧嘩に気をつければ特に難しいことはない。

ベタ・マクロストマ Betta macrostoma [Genus Betta]

b_macrostoma.jpg
画像引用:http://www.risberg.elit.net/
Betta macrostoma

基本データ

流通名:ベタ・マクロストマ
学名:Betta macrostoma
英名:Spotfin Betta
生息地:マレーシア(サラワク州・ブルネイ)
体長:10cm前後
生息地の水質:水温25℃、pH4.7、GH1以下、KH1以下、導電率40μS
繁殖形態:マウスブルーダー

備考

非常にピュアな水質に生息するBetta属の大型種。
unimacurataグループとされていたが、最近のDNA解析で最初に分化したBetta属であると判明した。
飼育は高温と水質悪化に気をつければ比較的容易であるが繁殖の難易度は比較的高い。
卵も稚魚も細菌に対する耐性が非常に低く細菌類に侵されるとオス親が食べてしまう。また、塩分などで導電率が上がった場合も卵の発生が停止するようである。

Betta_tree_monophyly.jpg
Betta属の系統図※引用はhttp://taxo4254.wikispaces.com/Betta+pugnaxより。
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