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採集旅行in香港 part1 [海外採集レポート]

2泊の弾丸採集、狙いは勿論あのアナバス!!

というわけで香港に行ってきた訳ですがなんと仕事終わりに集合して翌日朝香港入り、香港で2泊して早朝の便で帰国という超ドタバタの採集旅行でした。
そんな無茶なスケジューリングで狙うのは勿論アナバス!!
その名もMacropodus hongkongensisです。
現地では開発で個体数の減少している本種は2009年に日本に紹介されましたが以降纏まった入荷はほぼありませんでした。
「来ないなら採りに行こう!!絶滅する前に!!」ということでワザワザ香港まで行ってきた次第でございます。
結果はレポートをご覧下さいませませ。


1日目はあいにくの雨でした…。

前記の通り香港に採集に行くぞ!!ということで学生時代の友人やTwitterで繋がりのあった方を誘って5人で香港へ。
仕事終わりに羽田に集合して羽田で一夜を明かしたのですがずーっと魚の話ばかりしていました。笑
ちなみに日本で最後に食べた食事は羽田の吉野家でした。

出発の時間になりまして出国審査等を済ませ飛行機に搭乗します。

「焼売」「春巻」など面白い名前の機体の多い香港エクスプレス。
どんな名前の機体に乗るのか楽しみに搭乗口に向かうと…。
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あ、うーん…。あまりパッとしない?笑

それはともかく飛行機に搭乗しまして数時間。
香港に到着いたしました。
なんと2日しかないスケジュールの中で到着日は雨。
しかも採集に行けるようなレベルではなかったので仕方なく初日はホテルに荷物を置いてマーケットへ。

というわけでレポートNo.1は香港のマーケットめぐりです。


香港のマーケット巡り

さて、香港に到着するもあいにくの雨でしたのでマーケットの散策をすることに。
マーケットも外なのでフツーに濡れるんですけどねww

まずは食べ物の売っている通りを回ります。
目当ては勿論お魚です。笑
あちこちでブクブクされた発泡の中に魚が詰められていて「いかにも東南アジアのマーケット」といった雰囲気。
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色々いたので何種類か個別に写真を撮ってきました。

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ケツギョ?このマーケットで見かける淡水魚はほぼコイツとティラピアでした。
しかしカッコイイ魚だよなぁ…。持ち帰りたかった←

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ホシスズキ?塩の必要な魚はわからん。

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こんなよくわからんけど綺麗な魚も。

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シラウオ?だから海水は分からんって。

そんなこんなでマーケットで(食用の方の)魚を見てテンションが上がってきたところで次はこのマーケットの目玉「金魚街」へと向かいました。

金魚街については次回のNo.2で書いていこうと思います。

採集がNo.3、総括とお知らせがNo.4…。
あれ?結構な長編になりそうな予感が…。
ゆっくり書き上げてゆきますのでゆるーくお付き合いくださいませませ。笑

香港採集レポート No.3 [採集レポート]

いよいよ採集開始!!まずは西貢へ!!

お待たせしました!!魚採ります撮ります。
というわけで西貢へ移動。

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ここ西貢は自然の多いエリアで観光地としても人気が高いです。
まぁ、観光地で採集なんてできないので僕らはその上にある村を目指します。

道中川を覗き込むと魚がいてみんなテンション爆上げ。笑
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「もうここで採る!!」とか言い出してましたが、流石に制止してさらに上流側へ。

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こんな素敵な葉っぱを眺めながら山を登ります。

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ほら来た!!いい感じの沢があるよ!!
下には中国カワムツCandidia spilursもいたりしてテンションは最高潮です。笑
「よっしゃ行くぞ!!」ってところで警察に「アブねーから戻ってこい!!」と怒られてしました。
えー、川ここしかいのに…。

しかし、流石に海外で地元警察に楯突くのはヤベーよなぁ…。というわけで撤収。
元来た道を戻ります。

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テンションはダダ下がりで「こんなんもう終わりやんけ…。」みたいな空気が漂ってまして、こんなアガマを捕まえて「よし!!とりあえず生き物捕まえたぞ!!」とか言ってました。笑

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一人でお散歩してるワンちゃんもおりました。

そんなこんなでバス停まで戻ってきました。
「さて、どうする?」と会議をした結果「初日に行く予定だったポイントに行ってみよう」ということで決着しました。

しばらくバスと電車に揺られて移動しまして、2つ目のポイントへ。
「どうせ無理やろこんなん。もう大失敗だわ」とか思いながらポイントを目指します。

グッズグズの香港採集、大逆転!?

というわけでダラダラ歩いて川にぶつかりました。
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お?おぉぉぉぉぉぉぉ!!
周りに警察はいません、靴を洗ってるオバちゃんと野良犬のみ。
よし!!ここで網出すぞ!!ってことでガサガサ開始。

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みんなでひたすらガサガサします。


その瞬間は突然に…。

採集を開始して30分ほど経った頃です。
T君が「アナバスが採れました同定してください」と叫んでいるではありませんか。
アナバスと聞いてはゆっくり歩いてなどいられません。
ダッシュで受け取りに行きました。
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この魚を見たとき血液が沸騰してしまったかのような高揚感に襲われました。
その魚はまさに僕が探し求めていたMacropodus hongkongensisでした。
何度も「他の魚である可能性は本当にないか?」と自問しましたが疑いようがありませんでした。
とりあえずこれで目的を達成したのでここらはひたすらガサガサを再開します。

その他色々採れました

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テナガエビsp.
名前は許して調べるの面倒くさいの…笑
額角に綺麗な模様が入ってて非常に美しいテナガだったのですが甲殻類は検疫がうるさかった気がするので泣く泣くおいてきました。


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中国カワムツCandidia spilurs
僕にはあまり良さが分かりませんが同行した某氏はテンション上がってたので好きな人にはたまらんのでしょうね。笑
小さいものも含めれば数はかなり採れたと思います。

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Rhinogobius unknown
種類まで同定できませぬ。
「duospilusっぽくもあるしwuiiっぽくもある」とかみんなが言ってますがヨシノボリはあまり詳しくないので僕はダンマリです。笑
それはもうたくさん採れました。
中盤からはキープするのも面倒で捨ててましたね。笑

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スキストラローチSchistura fasciolata
多分あってるハズ。
コイツも沢山採れました。
「うわ!!めっちゃ可愛い!!」とか言って沢山持って帰ってきたのですが思ったより気が荒くて困っています笑

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香港リザードフィッシュLiniparhomaloptera disparis
こちらも沢山採れました。
かなりの数が採れて数匹を持ち帰ったのですが、輸送中の酸欠に弱く2匹しか手元に残っていません。
丁度卵を持ったメスとオスの2匹なので繁殖とかできるのだろうか…?リザードフィッシュの繁殖とはいかに…。

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ハナマガリの一種Acrossocheilus beijiangensis
日本に「中国セブンバンドバルブ」なんて名前で来るのと近い種類。
ただし、このbeijiangensisはなかなか来ないので珍しいとかなんとか。

この他にもエビとかホンコンプレコのmyersiの方とかも採れましたが何故か写真撮ってないです…。
ホンコンプレコはもって帰ってきてるので近いうちにUPできるかと。

勿論今回の大本命Macropodus hongkongensisも持って帰ってきてるので近いうちに近況をご報告できるかと思いますー。

次回は帰国編と総括です。よろしくお願いします。

香港採集レポート No.2 [採集レポート]

さてさて、香港採集旅行のレポートもNo.2です。
今回は金魚街へ。

これぞ観賞魚マーケット!!といった風景

香港に到着するもあいにくの雨で初日の採集を断念した僕たちは旺角にある金魚街へと向かいました。
金魚街は旺角から歩いて10分掛からない場所にあります。
夜の20時くらいまでなら治安もそこまで心配する必要はなさそう。

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こんな感じのお店が数十軒集まってマーケットを形成しています。
水草専門店や爬虫類専門店、犬猫専門店、用品専門店など本当に様々な生き物の専門店が並んでおります。
食品のマーケットとは違ってこちらの店内は非常にきれいに保たれていました。

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魚を物色するメンバー。笑
ちなみに僕はシックリップグラミーを見つけてしまい、1袋4匹のものを袋買ってしまいました笑

値段は総じて普通でしたね。
パンダシャークローチが1匹150円位だったり「うおっ!!安い!!」ってのも時々ありましたが、種類や値段は日本とさして変わらないかと。
ちなみに英語は殆ど通じないので水槽からの生体購入は観光客にはキツいかと思います。
某氏はバリリウスを買おうと店員さんに声をかけて広東語でブチギレられてました。笑

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ディスカスなんかも。

基本的に殆どのお店が写真NGだったので金魚街の写真はここまで。

しかし一日に数十軒のアクアショップを巡るなんて日本では不可能なのでなかなか楽しい体験でした。


というわけで超簡単でしたがマーケット散策終了。
このあと屋台飯を買ってホテルに戻ったらこの飯がくそ不味くて翌日から現地のご飯が食べられなくなったりしましたが、次回No.3はついに採集レポです!!
P.S日本人が香港に行く時は塩コショウと醤油を持っていくことをおすすめしますマジで。

香港採集レポート No.1 [採集レポート]

アナバスのデータベースとして使っていた当ブログですが、今回から採集の記録なんかも載せていこうと思いまして、先日行ってきました香港の採集旅行の記事をUPします。

2泊の弾丸採集、狙いは勿論あのアナバス!!

というわけで香港に行ってきた訳ですがなんと仕事終わりに集合して翌日朝香港入り、香港で2泊して早朝の便で帰国という超ドタバタの採集旅行でした。
そんな無茶なスケジューリングで狙うのは勿論アナバス!!
その名もMacropodus hongkongensisです。
現地では開発で個体数の減少している本種は2009年に日本に紹介されましたが以降纏まった入荷はほぼありませんでした。
「来ないなら採りに行こう!!絶滅する前に!!」ということでワザワザ香港まで行ってきた次第でございます。
結果はレポートをご覧下さいませませ。


1日目はあいにくの雨でした…。

前記の通り香港に採集に行くぞ!!ということで学生時代の友人やTwitterで繋がりのあった方を誘って5人で香港へ。
仕事終わりに羽田に集合して羽田で一夜を明かしたのですがずーっと魚の話ばかりしていました。笑
ちなみに日本で最後に食べた食事は羽田の吉野家でした。

出発の時間になりまして出国審査等を済ませ飛行機に搭乗します。

「焼売」「春巻」など面白い名前の機体の多い香港エクスプレス。
どんな名前の機体に乗るのか楽しみに搭乗口に向かうと…。
Fotor_14902889053378_R.jpg
あ、うーん…。あまりパッとしない?笑

それはともかく飛行機に搭乗しまして数時間。
香港に到着いたしました。
なんと2日しかないスケジュールの中で到着日は雨。
しかも採集に行けるようなレベルではなかったので仕方なく初日はホテルに荷物を置いてマーケットへ。

というわけでレポートNo.1は香港のマーケットめぐりです。


香港のマーケット巡り

さて、香港に到着するもあいにくの雨でしたのでマーケットの散策をすることに。
マーケットも外なのでフツーに濡れるんですけどねww

まずは食べ物の売っている通りを回ります。
目当ては勿論お魚です。笑
あちこちでブクブクされた発泡の中に魚が詰められていて「いかにも東南アジアのマーケット」といった雰囲気。
Fotor_149028808224352_R.jpg
色々いたので何種類か個別に写真を撮ってきました。

Fotor_149028794716655_R.jpg
ケツギョ?このマーケットで見かける淡水魚はほぼコイツとティラピアでした。
しかしカッコイイ魚だよなぁ…。持ち帰りたかった←

Fotor_149028797171922_R.jpg
ホシスズキ?塩の必要な魚はわからん。

Fotor_149028845482765_R.jpg
こんなよくわからんけど綺麗な魚も。

Fotor_149028879938076_R.jpg
シラウオ?だから海水は分からんって。

そんなこんなでマーケットで(食用の方の)魚を見てテンションが上がってきたところで次はこのマーケットの目玉「金魚街」へと向かいました。

金魚街については次回のNo.2で書いていこうと思います。

採集がNo.3、総括とお知らせがNo.4…。
あれ?結構な長編になりそうな予感が…。
ゆっくり書き上げてゆきますのでゆるーくお付き合いくださいませませ。笑

ベタ・アナバトイデス Betta anabatoides [Genus Betta]

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画像引用http://smp.ibcbettas.org/species/anabatoides.html
Betta anabatoides

基本情報

学名:Betta anabatoides
流通名:ベタ・アナバトイデス
英名:Giant Betta
生息地:ボルネオ島南部
体長:10cm
生息地の水質:pH4.8、導電率5~30μS、水温27~30℃
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数
D.-Ⅰ,8-9 A.Ⅰ-Ⅱ,27-29
背鰭(棘条0-1、軟条8-9) 臀鰭(棘条1-2、軟条27-29)

備考

本種のみでアナバトイデスグループを形成する。
地味であるが飼い込むとヒレにうっすらとブルーが乗りなかなか味わい深い魚になる。
飼育、繁殖共に難しくなく中性~弱酸性の清浄な水を保てば特別なことをする必要はない。

ベタ・アルビマルギナータ Betta albimarginata [Genus Betta]

albimarginata.jpg
画像引用http://www.risberg.elit.net/
Betta albimarginata

基本情報

学名:Betta albimarginata
流通名:ベタ・アルビマルギナータ
英名:Whiteseam Fighter
生息地:ボルネオ島のインドネシア領、東カリマンタン
体長:5.5cm
生息地の水質:pH5.5~6、GH3、水温27℃
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数 D.Ⅲ-Ⅳ,6-8 A.Ⅹ,12-13
背鰭(棘条3-4、軟条6-8)
臀鰭(棘条10、軟条12-13)

備考

アルビマルギナータグループに属する小型のベタ。
同グループのcannoidesに似ているが本種にある鰭の黒いフチ取りがcannoidesには無いことで判別可能。
小型で美しく繁殖も容易なことから非常に人気の高いベタであるが、最近は輸入量が減少しているように思われる。
前記したように繁殖は非常に容易で弱酸性の清浄な水を用意し、脂肪過多に気をつけながら飼育を続けていれば特別なことはしなくても繁殖させることができるだろう。

ベタ・アカレンシス Betta akarensis [Genus Betta]

akarensis.jpg
画像引用http://www.risberg.elit.net/
Betta akarensis

基本情報

学名:Betta akarensis
流通名:ベタ・アカレンシス
英名:Akar Fightingfish
生息地:マレーシアサラワク州東南部
体長:10cm
生息地の水質:ミネラル分が極端に少なく酸性の流れの緩やかな小川
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数
D.Ⅰ,7-8 A.Ⅰ-Ⅱ,26-28 
背鰭(棘条1、軟条7-8) 臀鰭(棘条1-2、軟条26-28)

その他の計数形質
脊椎骨数31-32
側線鱗数31-33

備考

大型のマウスブルーディングベタ。
目立って綺麗なわけではないので観賞魚としての流通は少ないが稀に輸入されてくることがある。
飼育に関しては飛び出しと喧嘩に気をつければ特に難しいことはない。

ブルースポット・クロコダイルフィッシュ Luciocephalus aura [Genus Luciocephalus]

aura.jpg
画像引用https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwj3qIWVxafRAhUGvrwKHQAPC1MQjhwIBQ&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DWx816LvHvDU&psig=AFQjCNHzN4hlyfGRq56a_6fqXp5sWFCIaw&ust=1483586616694757
Luciocephalus aura

基本情報

学名:Luciocephalus aura
流通名:ブルースポット・クロコダイルフィッシュ
英名:Peppermint Crocodile Fish
生息地:スマトラ島、ボルネオ島
体長:15cm
生息地の水質:pH5.0、導電率3μS、水温25~30℃
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数
D.11-12 A.18-21
背鰭(棘条0、軟条11-12)
臀鰭(棘条0、軟条18-21)

その他の計数形質
脊椎骨数38-40

備考

以前はクロコダイルフィッシュ(Luciocephalus pulcher)と同種だと考えられていたが、2005年に新種として記載された比較的新しい種。
飼育はpulcher種と同じくpH低め、水温高めの清浄な水を用意してやることと飼育初期のウーディニウム、スレに気をつけることがポイント。
餌に関しても同様でよく基本的には生き餌を用いることになるが、小さい個体から飼育をスタートした場合アカムシやクリルに餌付けることも可能である。

クロコダイルフィッシュ Luciocephalus pulcher [Genus Luciocephalus]

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画像引用https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&ved=0ahUKEwi8xvOAwqfRAhXGfbwKHSTnBCsQjhwIBQ&url=http%3A%2F%2Fwil.straatman.com%2F%3Fpage_id%3D313&psig=AFQjCNG8CpoZhriMDop-iimthLF7GIttlA&ust=1483585800429878
Luciocephalus pulcher

基本情報

学名:Luciocephalus pulcher
流通名:クロコダイル・フィッシュ
英名:Brown Pikehead
生息地:タイ南部、マレーシア、ボルネオ島、スマトラ島、バンカ島、ベリトゥン島
体長:15cm
生息地の水質:pH4.2~5.4、導電率10~43μS、水温27~30℃
繁殖形態:マウスブルーダー

計数形質

鰭条数
D.10-12 A.-Ⅰ,19-21
背鰭(棘条0、軟条10-12)
臀鰭(棘条0-1、軟条19-21)

その他の計数形質
脊椎骨数:38-40

備考

トガリガシラの和名を持つアナバス。
肉食性であり昆虫類や甲殻類、小型の魚類等を食べる。
飼育下でも人工飼料に餌付けるのはなかなか難しく、生き餌を要求されることが多い。
ただし、小型の個体は比較的餌付けやすく、アカムシやクリルなどを食べる場合もある。
環境への順応性は比較的に高いがpHは低め、水温は高めの清浄な水を用意してやるのがベストであると思われる。
導入直後はウーディニウムに掛かりやすかったり、スレからの感染症で死んでしまうことも多いので、飼育初期は清浄な水を用意してコンディションに気を配ってやる必要がある。

クテノプス・ノビリス Ctenops nobilis [Genus Ctenops]

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画像引用
http://aquaworld.netfirms.com/Labyrinthfish/Ctenops/Ctenops_nobilis.htm
Ctenops nobilis

基本情報

学名:Ctenops nobilis
流通名:クテノプス・ノビリス
英名:Pointed-head Gourami
生息地:アッサム州~バングラディッシュ
体長:9cm
生息地の水質:湿地帯の止水域や流れの緩やかな細流など
繁殖形態:マウスブルダー

備考

1属1種のアナバス。
気性が荒く同種間でかなり激しく喧嘩をする。また食が細く痩せやすいので給餌の際は全ての個体にしっかりと餌を与えることが大切。
弱酸性~中性の清浄な水を用意できれば飼育はさほど難しくない。
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